飛騨大鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞は、岐阜県高山市にある平均気温が約12℃、標高約900mの日本一高い場所にある鍾乳洞です。

JR高山駅から158号線を長野方面へ約40分ほど道なりに進めば着くので、場所は比較的わかりやすいと思います。

両面宿儺ゆかりの地でもあるらしく、駐車場にある建物の一つにパネル展、駐車場を上がってすぐのところには日本一宿儺鍋という巨大な鍋が置かれています。

アニメや漫画好きな方であれば、呪術廻戦でお馴染みの両面宿儺。悪役として登場しているのでそういうものかと思っていましたが、飛騨では地域を守った英雄とされているようですね。なお、呪術廻戦の両面宿儺は神話で語られるものとは別の設定のようです。

比較的大きな鍾乳洞で、入口はしっかりと整備されている感じ。場所によってはTHE・洞窟の入口っていうところもありますからね。洞内温度は12.5℃と入口付近からすでに涼しい空気が漂ってきます。

所々に青いライトで照らされている洞窟内は、ひんやりとした空気も相まってとても神秘的。第1洞～第3洞で構成されており、第2・第3洞は急な階段もあり足腰の弱い方は少し注意が必要です。

と言っても、個人的にはそこまで大変とは感じなかったので、体力不足だとしてもおそらく問題なく楽しめると思いますね。なお、第1・第2洞の終了地点から外に出られるようにもなっており、無理だと感じたら途中で抜けることもできるので安心してください。

夏は涼しく冬は暖かいという不思議な鍾乳洞。自然に作られた神秘的な洞窟を、一度は体験してみてはいかがでしょうか。